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#110
"Ronee Blakley/Welcome"
[ '75 Warner Bros./US ]
produced by Jerry Wexler
/engineered by Jerry Masters & Steve Melton
<A:★★>
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そうか、なるほどねぇ。ロバート・アルトマン監督作品「ナッシュビル」に出ていたカントリー系SSWがこの人なのだねえ。アルトマン、「マッシュ」「バードシット」「ボウイ&キーチ」…アメリカンニューシネマの中でも傑出した監督、好きだった。が、「ナッシュビル」は観てないんだよなあ。 おっと、それとこのロニーさん、一時期はあのビム・ベンダーズ監督夫人であったのか! もともとのSSW、この75年作のLPで勝負を賭けながら芽が出ずアクトレスに仕事がシフトしていったらしい。
う〜ん、確かにねえ、このアルバムを75年のアメリカで誰が買っただろうかと想像してしまう。悪くはないがあまりに平々凡々なアルバムを…。全てのアルバムが売れるわけではない、プロとしてデビューしても誰もがスターになれるわけがなく。そりゃそうなんだが、こういう何のフックもない作品を聴くたびにレコ会社の制作会議で誰がオーケーを出したのだろうと(ましてやこれは大メジャー=ワーナーから…)思ってしまうのだった。
御大ジェリー・ウェクスラーのプロデュースによるマッスル録音盤、その点がオレには嬉しい盤に違いないとはいえ、ほんと、喜ぶのオレぐらいでしょ、まず。目尻のカラスの足跡が気になるお顔を美しいモノクロフォト(刷りはカラーだが)で撮影はこれまた大御所ノーマン・シーフ。それなりに金はかけてますが本編=楽曲のほうがどうにも中途半端で…。全曲オリジナル。 裏ジャケには彼女自筆の水彩画が載せられている。カントリー界のジョニ・ミッチェルのつもりでの売り出しだったのか?? いや、楽曲も筆もジョニの域へはほど遠く…。
ピート的にはどうかというと、これは驚きの貴重盤。なにしろ“カントリーピッカー”としてのピートを堪能できる盤としては過去に比類ないほど。フレディ・ノースあたり、ごりごりのディープサザン・ソウルのバックからこなたカントリーまでを20代前半にしてこなしていたピート、オレにとっては「器用貧乏」では決してなくて良い意味でのバーサタイルはギタリストということになるのだが(この盤は75年、ピート的にいい時期なのだ)、はて賛同者は…?
A面4曲目、彼女のオリジナルのはずが、かのマッスル代表曲“それはスポットライトではない”に酷似。なんで? ジェリー・ゴフィン/バリー・ゴールドバーグ/ロッドと何度も録音してきたのでついつい似たコード進行曲ゆえ混同してしまった? ピートのギターなんかそのまんまだしね。
75年の7月、暑い盛りのアラバマ州マッスルショールズにて録音。 Dog Day Afternoon の外では蝉の鳴き声がうるさかった。あまり効かないエアコンの下でウェクス指揮のもと、四人衆とピートが演奏。ギターにはレジー・ヤング/エディ・ヒントンの名もあるがほぼリードはピートが担当。カントリーフィドルはジョニー・ギンブル。
追記:あらら、こんな写真がインサートされていたとは…。この盤、オレの買ったセコハンには入っていなかったがどうやら歌詞がインナーシートとして入っていたらしい。そこにこの写真が。写るはセッションメンツにプロデュースのウェクス、本人は当然としてもエンジニアのマスターズ/メルトン組までが嬉しい。顔見るの始めてだし。しかしヒントンてこんなに線の細い人だっけ?対しベケットとジョンソンは貫禄だよね。フッドの細さもほんと意外な感じだなあ。で、われらがピートといえばおかっぱ頭、ふかわりょうって芸人みたい。
ついでにこちらも見てもらおうか。No.046/キム・カーンズLPの裏写。どうやらセッション毎に“スタジオ前に全員集合”はお約束だったようだな。
ロニー・インサート写真 キムの裏ジャケ写真
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#111
"Jim Capaldi/Oh how we danced"
[ '72 island/US ]
produced by Jim Capaldi/Chris Blackwell
<…:★★★★>
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No. 80『Contender』アルバムで暴落したキャパルディ株が再上昇(笑)。いやいや、この盤は『Whale
Meat Again』『Short cut draw blood』よりも前、71年12月にマッスルにて録音されていた。しつこく書いているように英国アイランドとマッスルスタジオとの浅からぬ関係は追究に値する課題なのだが、この盤はその最初期盤なのかもしれない。このキャパルディもそうとうにマッスルがお気に入りだった様子(死去に合掌…)。
いや〜それにしても、キャパルディのソングライトの才および歌心溢れる歌唱はオレの琴線に触れまくり、実に良かです。骨太というかなんつーか、男気に溢れてますよ、この人の曲には。それにしてもドラムたたかないね(笑)、嫌いなのかなあ。実はオレ様はソングライターでありシンガーなのだヨ、とソロ作では言いたいのかもね。 "Don't
be a hero / Heroes are so sad ..." とか "How much can a man really
take?" とか、人生の深みを示唆するような曲をマイナーキーで歌う渋さとたたみかけるアップナンバーが特に力強くて最高。奥さんなのだろうか
"Eve" へのラブソングも良し。それとアイランド・レーベルのお家芸かね、リーバップがパーカッションで参加する曲などは非常にリズミカル、カリビアンなダンスチューンでこれまたイカすのだった。
前にキャパルディのマッスル曲へのポール・コゾフのギター参加はロンドンでの被せだろうと書いた。このLPではコゾフがギターパートの大半を担っている。あまりマッスルが似合う人ではないという先入観があったがどうやらここでは別録りではなく実際にキャパルディとともにマッスルへと飛んだようだ。そしていいギターを弾いている。FREE
での重いパワーコードのイメージが強すぎるがこの人のギターは FREE 後期からソロ/バックストリート・クローラー時代と、かなりアメリカナイズ、いやもともとの素地は充分アメリカ南部音楽にハマっていたんだな。オレは認識あらためました。
バンドでの盟友デイブ・メイスンが1曲共作でリードも弾く。これもなかなかの熱演、素晴らしい。盟友といえばスティーブ・ウィンウッドも当然オルガン/ギター/コーラスでサポート。ただし御世辞にも上手いとはいえないギターのリード/オブリを弾きまくる曲はちょっと…。
全10曲、2曲のみロンドンのアイランドスタジオで、残りはマッスル。マッスルスタジオを始めてまもない四人衆はリキのこもった熱い演奏を聴かせてくれる。同時期ではマッスル傑作とされるのはボズ・スキャッグス盤だろうがオレはこちらのほうが四人衆的に中身は濃いと思う。ピートの不参加は残念だがしかたがない、ピートがマッスルへ来たか来ないかといった時期ゆえ。もしやコンソールからセッションを覗いていたかもしれないな。
(蛇足:70年代西海岸にこの人あり、ロッド・ダイアーはレコジャケで特に有名だったグラフィックデザイナー。この盤のアルバムデザインが、ダイアーの会社
Rod Dyer, Inc. となっている。英国人キャパルディの盤とはいえアラバマ録音にしてダイアーのデザインとなると、オリジナル盤は米国盤といった風)
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#112
"Andy Fraser/... in your eyes"
[ '75 CBS/UK ]
<A:★★★★>
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いやぁマイったね、こんないい盤が埋もれていたなんて。もう少し声に魅力があれば完璧、五つ★にするところ。ご存知
FREE のベーシスト。
これ、前のキャパルディ盤とはある意味似ている。キャパルディ、TRAFFIC のメンバーであったとはいえシンガー=フロントはあくまでスティーブ・ウィンウッド。こなた
FREE 曲の大半をコ・ライトしていたとはいえ、ポール・ロジャースの影で目立たない役回りだったフレイザー。つまりはサブ・メンバーだったふたりが意外な才能をはっきりと刻んだ盤、それがともにマッスルを録音場所に選んだという次第。
で、これも前項に続くが、フリーというバンドの印象…暗く重たいブルースロック。フリーはリアルタイムなオレとしては最初期のフリートウッド・マックやサボイ・ブラウンなどとともに深くブルースを追究する英国の若者ら、若いがゆえに一途過ぎて余裕が無かったというイメージが強い。と言っても中学時代のオレにとってはピーター・グリーンのマックもフリーも大好きだったが。フリー、"I'm
a mover" "Be my friend" "Fire and Water" などの重いマイナーコード・リフがカッコよくて。
しかし今ひさしぶりにLP『Free Live』などを引っ張りだしてみれば、"The Hunter" は Booker
T. & MG's 曲だったりするわけで。知らなかった。やはり米国南部ソウルにもどっぷりハマりきっていたんだなあ、ロジャースもコゾフもフレイザーも。で、フリー主要曲の大半をロジャース/フレイザーが書いていた事実を思えばソロ作として録音の地にマッスルショールズを選ぶことも今では納得できるのだった。そしてなぜかこのUK盤はコロンビアからだがフリーもアイランド・レコードを支えたバンドのひとつ、アイランド所属アーティストのマッスル盤がまた増えたというわけだ。
全曲がフレイザーのオリジナル。マッスルのバックトラックがばっちりとハマるいいR&B曲を書ける人だったんだね、フレイザー。そのまま居残りして座付きソングライターになってもよかったんじゃないの? それくらいに楽曲がいけてます。マイナー曲ばかりかと思って聴いたら、B面トップはミディアム・スローのメジャー曲でびっくり。ウェイン・ベリーが書きそうな、そうだな、ドビー・グレイが歌ってもいいかも。バリー・ベケットのきらきらするエレピが素晴らしいアクセントになっている。コーラスはローズ/チャーマーズ/ローズか。
そうそう、この盤は裏ジャケ・クレジットに produced by Brad Shapiro / Recorded at Muscle Shoals,
Amabama / engineered by Jerry Masters, Steve Melton / re-mixing : Criteria,
Miami とあるだけ。ミュージシャンクレジットはなし。しかしその音はまず四人衆にピートのギターと Tom Roady のパーカッション、間違いない。そう、ピートなのだが全編に渡って素晴らしき活躍。ピート的にも最高レベル、時期も75年と一番いい時。ロッド盤に匹敵するほどいいフレーズを、アップでもスローでも聴かせてくれるとは。ラストナンバーでのギターはちょっとたまらない。
ただし前記どおり唯一のマイナスポイントは歌の弱さ。声がそれほど出る人じゃなく、せっかくの楽曲が全体に“浅く”聴こえてしまうのがまことに残念。まあしっかりと歌えるならばフリーのリードボーカルをポール・ロジャースに任せず歌ったンだろうけど、自分で。 A面2曲目はフリー時代を思わせる曲調でこれはポールが歌ったならば素晴らしくなったろうなどと思ってしまった。つづく3曲目も高音域が少し辛そうで…。ホーキンスのドラミングが冴えている分余計に残念。
プロデュースがブラッド・シャピロ。だいぶオレのなかでは馴染みの顔になってきた、マッスル録音のプロデュース作が多い人、はたしてこの人は黒人?白人? ミリー・ジャクソンとの絡みからだったので初めは黒人と疑わなかったが、さて…?
***
ま、ともかくほんとにこれはイイ盤だ。コゾフ、フレイザー、(ラビット:ラビット盤は今だ未聴。これはマッスル録音ではなく、ピート参加盤だがロンドン録りのよう)がマッスルへとやって来たフリー勢。となるとポール・ロジャースが75、6年にマッスル録音盤を残していたらどんな傑作になったことか。(それはスティービー・ウィンウッドにもいえる)
ロッドといいキャパルディ、フレイザーといい、米国音楽大好き英国人とマッスルとの相性はまことによいのです。
(050401)
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#113
"Traffic/Shoot out the fantasy factory"
[ '73 Island/West Germany ]
<…:★★★★>
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関心が皆無だったこのバンドのこのLPを買うとは正直思わなかった。出た時から知る変形六角ジャケ盤がマッスル関連盤と知った今となっては、格安で見つかれば買おうと思ってしばらくはレコハン・アイテムの一枚に入れていた。オリジナル六角盤はさすがに結構な値なのでパス続きだったがやっと出てきた安い六角盤を最近ゲット。あ、安い理由は西ドイツ盤だから?…ドイツ盤はゲルマン魂がこもっていて音いいんだけどね。ただシングルスリーブだった、オリジナル英盤はどうだろ?ゲートフォールド?
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裏ジャケにこの当時の正式メンツということでしょう、6人が写る写真一発。左から Chirs Wood / Roger Hawkins / David
Hood / Rebop Kwaku Baah / Jim Capaldi / Steve Winwood 。このサイトの初頁に書いたがマッスルリズムセクションに入れ込んだウィンウッドはフッド=ホーキンスを雇い入れた、と。この盤と次のライブでリズム隊二人は正式参加ということになっているようだが結局はジョンソン/ベケットも込み込み、つまり四人衆は2年弱に渡ってトラフィックとのレコーディング/ツアーに参加。ただジャケに写ってはいるが正式参加というよりやっぱりトラ(エキストラ)メンツだったというほうが当たっているように思える。
この盤ではそのリズムコンビが期待に応えていい味出してます。ウィンウッド/キャパルディ、特に再三マッスル録りをしたキャパルディとの相性がいいんだろうか、まあ二人共作曲に対して抜群なグルーブを。一枚通して聴きごたえ充分な充実盤と思えた。ジョンソンらしいローポジションのギター音も聴くことができる。ここにもマッスル=アイランド共闘盤の傑作が存在したわけだ。
ただしA面2曲B面3曲、全5曲とは…ピンク・フロイドじゃないんだから、長尺すぎやしないか。そこまで引っ張る必然性が感じられる楽曲じゃないんだ、これが。その点、思い出すのははるか昔に「ミュージック・ライフ」で見た当時のトラフィックのライブ写真。ストラトを弾くウィンウッドの眼は、右と左が別方向へ向いていた。完全にブっとんでいる眼でしたよ、あれは。クラプトンのお友達だからでもないだろうが、ウィンウッドはじめこの時代の特に英国ミュージシャン、酒と薬の日々なのね。そんな人たちだから(?)セッションにしまりがなかったんだろうなあ。ずるずるべったりでどうしても長尺になってしまった、そんな印象なのです。
ただマッスル勢は、敬虔なクリスチャンたちと想像するのだが、そんなラリパッパな奴等とスタジオでどう折り合いをつけていたのだろうか。やっぱり、これもお仕事のひとつとはっきり割り切りが出来ていたんじゃない?そんな意味でもトラ参加としか思えないわけですよ。
この盤はちょっと驚いた、四人衆は分かるがエンジニアにはマッスルスタジオの専属(?)チーム、Jerry Masters / Steve Melton
の名があり、それでも録りはジャマイカの Strawberry Hill Studio 一ヶ所、マッスルじゃないんだよなあ。まあもしかしたらジャマイカまで飛んだのはフッド/ホーキンスのみで、その地で8トラック(16?)のテープに適当に音を録ってきてそのテープをマッスルへと運び、ジョンソン/ベケットのオーバーダブ及びマスターズ/メルトンがミックスダウン…こう考えられなくもない。
まあそれでもアイランドとマッスルの共同作業は過去幾多もあったがこれが一番強力盤かもしれない。まずアイランドのレーベル名自体が確かジャマイカを意味したはず。というのも、このインディレーベルを興したクリス・ブラックウェルはジャマイカから英国へと渡ってきた人と聞いた。もともとジャマイカの宗主国が英国ゆえにジャマイカ移民の多さはヨーロッパで群を抜いていた。そこにはジャマイカンにとって有利だったのが言葉が宗主国の英語だったこと、このことはレゲエが世界へと羽ばたく一番の要因になったはず。ブラックウェルがどれだけボブ・マーリーに入れ込んだことか、ジャマイカからスーパースターを輩出する夢を託した存在だったのは想像に難くない。
おっと、話が若干ズレてしまったか、もとい、トラフィックだがそのアイランド=ブラックウェルとの強固な関係はキャパルディ/ウィンウッドのリズムへの興味がもともととオレは想像する。リーバップのパーカッションがいい例(この人もジャマイカン?)で、他にも
Remi Kabaka も挙がる。そういえばキャパルディLPにも参加した Phil Chen は名のとおり中国系だが出身はジャマイカだったはず。ジャマイカ移民/英国で活躍のひとりだ。 キャパルディ/ウィンウッドにとってはジャマイカン・リズムと米国南部リズム隊と自らの英国人としてのルーツが三位一体となれば思うままの音楽が作れると思ったんだろうね。
ベストトラックは "Evening Blue"。英国的ウェットなマイナー楽曲はアコギの響きが美しい。いかにもウィンウッドらしい曲だがリーバップが実にパーカッシブ、そこにホーキンスの重いスネアがからみ合ってよい出来です。 ラスト曲もいい出来だが、“ときどきオレは……って感じるんだ”ってのはたしかリッチー・ヘブンスがウッドストックで歌った曲とモチーフが同じじゃない?? この曲での右チャンのギターこそジミー・ジョンソン節です、間違いない。
(PS:この裏ジャケの6人写真だか、“ここがどこか君には分かるかな?”。 後ろに写るワーゲンでこの広っぱが駐車場と分かる。二台の車は左ハンドル=ここは英国でもジャマイカでもない。後ろの白壁っぽい大きな建物、実際はそれほど大きくないのだ。壁にぽっこり出ているクーラーの室外機とその脇がレンガ積みになっているのが知れるだろう。そうなんです、この建物こそ初代の
Muscle Shoals Sound Studios 。つまりここはアラバマ州マッスルショールズ。ということはトラフィック全員メンツでもマッスルを訪れていたことになる。ならば上記、テープを持って皆してマッスルへの仮説が正しいか?)
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…と書いてみて、ハタと思えば Rebop Kwaku Baah がジャマイカンは無理があるなあと気付いた。このスペルはアフリカンよね…。AMGを見れば、なんだ、リーバップと
Remi Kabaka は同一人物だったのか。それに生まれはやっぱりナイジェリアはラゴス。ジンジャーベイカーのエアフォースでも活躍だった。 なるほど、オシビサなどアフリカンの活躍も70年代の英国では目立っていたっけ。ヨーロッパとアフリカは近いからね。
ま、知ったかぶりはいけませんなぁ。ならばウィンウッド/キャパルディにとってのジャマイカとは…。ジャマイカンももともとはアフリカンだから、求めたアフリカ=ジャマイカの血…なんて無理にまとめちゃおうか。しかしアイランドに求めたものがアフロ・リズムってのは間違ってないように思うのです。
(050507)
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